腰をひねると痛みが…どうしたらいい?|腰椎分離症の治し方とは

腰をひねると痛みが…どうしたらいい?|腰椎分離症の治し方とは

「腰痛が2週間以上引かない…」「腰を反らすとズキッと痛む…」「スイングをすると腰に電気が走る…」いつまで続くかわからない、その腰の痛みの原因は?

バレーボールやバスケットボール、野球、そのほか様々なスポーツに取り組んでいるお子さんが腰痛に悩んでいませんか?
「スポーツをしていればこのくらいの腰痛は当たり前」と思っている方も多いとも思います。
しかし実は、その腰痛は分離症かもしれません。

「このくらいは我慢できる」「腰痛くらい大丈夫」なんて思っていると後々大変なことになってしまう危険性もありますので、決して見逃してはいけない症状です。

慢性腰痛なのか、分離症なのか判断がつかない方にも役立つ記事です。
どうぞ最後までお読みください。

1.腰椎分離症とは?腰椎分離症のよくある症状とは?

腰椎分離症とは?

腰椎分離症は、腰の背骨に疲労骨折が生じた状態です。
成長期は骨も未完成なので、スポーツをしている小学生~高校の男子に発症することが多いのが特徴です。

サッカーやバレー、バスケ、野球など腰部の前後屈や回旋(腰のひねり)、ジャンプと着地動作を繰り返すことで発症しやすいのでスポーツ全般で発症します。
一般の方の約5%、スポーツ選手では約30~40%が分離症を起こしていると言われています。

「ただの腰痛だと思ってたら、実は分離症でした…」という方も多くいます。
分離症という名前ではありますが疲労骨折なので、背骨の骨折です。
放っておいても腰痛を抱え続けないといけないですし、悪化するとすべり症になり、お尻や足にかけてのしびれなどの神経症状まで出てくるリスクもあります。

腰椎分離症のよくある症状とは?

腰を反らせたり、腰をひねった時に痛みが増すのがよくある症状です。
酷い場合には、お尻や足のしびれなどの神経症状まで出ることがあります。

スポーツ中や直後に痛みが出ますが、安静にしているときは痛みがないという点で、慢性腰痛と大きく異なります。
初期段階では自覚症状がないこともあります。
スポーツ以外でも、長時間立ち続けたり、座り続けたりしていると痛みが出ることがあります。

痛みの特徴は、よく「腰に電気が走るような痛み」と表現されます。

2.腰椎分離症の原因と一般的な治療法

腰椎分離症の原因とは

腰椎分離症の原因は、成長期の未完成な骨に、過度な練習やトレーニングにより負荷がかかり続けた場合に起こると言われています。
疲労骨折なので、一回のきっかけで起こるものではなく、くり返しの反復動作により発症します。

同じ練習量をこなしていても発症しない選手もいるので、もちろん練習やトレーニングのし過ぎだけでなく、元々の体質や姿勢や体の使い方も一因となります。

腰椎分離症の一般的な治療法

急性期であれば、まずは安静にして骨折部分の治癒を目指します。
この骨折部分が修復されていないと、将来にまで慢性腰痛とすべり症の危険性を抱えて続けないといけないからです。

その後は、電気治療やマッサージなどで腰部周りの筋肉をほぐして柔らかくすることや、腹筋やインナーマッスル、体幹を鍛えることを行います。
お尻や足にまでしびれなどの神経症状が出ている場合には、牽(けん)引治療も行いますが、状態により手術や固定術を行うこともあります。

その後は、一般的な腰痛治療と同じような治療になるので、慢性腰痛に移行しやすくなります。
一般的な腰痛治療、慢性腰痛の治療といっても、腰痛の原因である筋肉の固さに対してアプローチされることが多いので、対症療法として、電気治療やマッサージ、鍼治療などが行われます。

3.腰椎分離症を治すために必要な考え方

腰椎分離症は骨折の一種であるため、きちんとした処置を行わなければしびれが広がるなどの症状の悪化につながってしまいます。
しかし同時に、「なぜ腰椎分離症になってしまったのか」についても解明しなければいけません。

痛みに対処するだけではいけない理由

慢性腰痛でお悩みの方は既にご存知だと思いますが、腰痛の治療を受けていてもなかなか改善せず、治療後だけ楽になって、後々くり返してしまう、という状態になってしまいます。

腰椎分離症も同じことが言えます。
痛みをその場でごまかしていても、運動を再開するとまた痛くなってしまう、または手術をしたとしても激しいスポーツを再開すれば腰椎分離症になるリスクがある… 
こんな状態では、大好きなスポーツに思いっきり打ち込むことができなくなってしまうでしょう。

痛みによってスポーツを中断せざるを得なくなるのは苦しいことです。
「痛みに対処する」「手術して悪いところに手を入れる」という考え方は、この不安や苦痛を取り除くまでには至らないのです。

ですから、繰り返す痛みから抜け出して不安を取り除くためには、腰椎分離症になった理由、腰痛になった理由を解決しないといけません。
分離症や腰痛になった理由を解決できれば、くり返すこともなく完治させることもできますし、痛くなる前にご自身で対処して痛みが出ないようにすることも可能なのです!

対症療法ではなく、腰椎分離症を根本から改善させる方法とは?

疲労骨折に含まれるということからもわかるように、分離症を起こしてしまう部分(下部腰椎の椎弓)に繰り返し負荷がかかることで起こります。
ということは、スポーツや運動をしてる中で、腰(下部腰椎の椎弓)に負担が集中している、使いすぎているということです。

特に、痛みが出てくる動作として、腰を反らす動きやねじる動きがありますが、この時に椎弓と呼ばれる部分に負荷がかかっているのです。
ですので、単純に考えて、腰に負担が集中しているのであれば、負担をその周りに分散させれば良いだけです。

腰を使いすぎているのであれば、その周りの関節や筋肉を使えるようになれば良いのです。
具体的に言うと、背骨全体(脊柱)の可動域を広げたり、股関節を使えるようになればOKです。

実際に腰椎分離症でお悩みのほとんどの方が、背骨や股関節の可動域が狭くなっていたり、骨盤が後傾していたり、反り腰になっていたりします。
これでは充分な動きが確保されません。
可動域を広げて一部に集中する負担を分散させることで、痛みの再発を防ぐことができます。

4.体の使い方を意識レベルから改善させるアプローチ法

背骨や股関節の可動域を広げたり、使えるようにするには、姿勢を整えることも大切ですし、歩き方や走り方などの体の使い方も変えることも必要になってきます。
とは言え、意識して改善したり、無理やりに姿勢や体の使い方を変えるのは不可能です。
意識して作ってしまうと意識しているときにしかできないので、スポーツに集中した時点で体の使い方は無意識です。

この姿勢や体の使い方を無意識に変えるためには、個々人の体の使い方の現状をプロがきちんと把握したうえで、プログラムを組んでトレーニングすることが不可欠となります。

例えば、腰を反らすようにジャンプをしている人であれば、腰が反らないようにジャンプできるようにしないといけません。
腰以外の部分を使うようにするということです。
しかもこれを無意識に変えていく必要があります。

と書くと難しそうに感じられるかもしれませんが、実際にやってみれば、それほど難しいことではありません。
体に負担をかけることもないので、痛みが強くなることもありません。

この無意識の変化を促すようなプログラムを実践していただくことで、自然と腰に負担のかからない体の使い方に変わってきます。
トレーニングと聞くとハードなイメージがあると思いますが、急性期の安静にしなければならない時期でも取り組むことが可能です。

5.腰椎分離症を治す!治療院を選ぶポイント

腰椎分離症に正しく対処し、繰り返さないために、実績があり、対症療法ではなく再発予防まで考えた施術とトレーニングを行っている治療院を探す必要があります。
以下を参考にしてみてください。

腰椎分離症の原因に関しての正しい知識を持って発信している

安静にするようにと指導する、手術や固定といった手法を勧める治療院では、その場限りの痛み緩和はしてもらえるかもしれませんが、それでは根本的な解決にはなりません。
原因を追究してくれる治療院なら、腰椎分離症に関して正しい治療法を行ってもらえます。

日常生活上の注意点を指導している

ご自身の不調はご自身で改善しようという気持ちが大切です。
施術に通うことで改善を試みるのではなく、日常的に行えるセルフケアやトレーニングを習慣化していく必要があります。
セルフケアやトレーニング方法を教えてくれる治療院に通えば、施術効果を持続し、辛い痛みに自分で対処できるようになります。

個々人の体の使い方の癖に対応している

腰椎分離症の原因は体の使い方、ジャンプやひねりの動作の際の負担集中にあると書きましたが、どのような筋肉の使い方がその人の腰に悪影響を与えているのかは実に人それぞれです。
一人一人の体の使い方をしっかり診てくれ、オーダーメイドの施術を提供してくれる治療院を選びましょう。

6.腰椎分離症をきっかけにパフォーマンスアップ

分離症になってしまった時点で、治療しながら再発しないように体を作り変えることができます。
さらに、今まで腰にばかり負担をかけて、腰ばかり使っていた人が、背骨や股関節などの他の関節や筋肉まで使えるようになると、スポーツのパフォーマンスも向上していきます。

 『ケガをするほどうまくなれる』
痛みが出たときに、痛みだけじゃなくて『痛みの理由を解決する』ことができれば、治った時には自然とうまくなっています。

分離症になった…腰痛が慢性化してしまった… 
このような不安をお持ちの方も、痛みを改善する以上の大きなチャンスをつかんだと捉えていただければと思います。

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